女性のスポーツ参加支援システム開発事業
こころとからだの健康づくりをめざす女性のスポーツ参加支援の在り方


事業のねらい


 近年、健康やスポーツに対するニーズは多様化してきている。わが国においても、さまざまな形でスポーツに携わる人が増加傾向にあるが、男女の実施率をみると男性の方が実施率は高い。特に、20〜30代の女性に注目すると、7〜8割の人が、「もっとスポーツを行いたい。スポーツを行いたいができない。」と答え、30代の女性の6割は「家事・育児」が障害になっているという理由を挙げている。つまり、女性のスポーツ参加を促進するには、スポーツを取り巻く環境を早急に整備する必要があり、そのための実態及びニーズ調査が重要となる。最近では、プロスポーツが実施される施設や公共及び民間スポーツ施設においても、少しずつ託児室等の設備は整備されつつある。しかし、地域や日常レベルでの乳幼児をもつ母親への対応はまだまだ不十分であり、子育ての期間においては、どうしてもスポーツから遠ざかってしまう傾向にある。スポーツを行うことは身体活動を通してからだを健康にするだけでなく、人とのコミュニケーションを促進することによるストレス発散にもなり、こころの健康にもつながるのである。

 そこで、本事業は「するスポーツ」および「みるスポーツ」の参加者に対して実態調査を行い、スポーツ消費者行動と育児に関わるさまざまな要因を探る。さらに、公共・民間スポーツ施設及びスポーツイベント会場における託児サービスの実態やトイレをはじめとする施設設備面への配慮等から、地域や日常レベルでのサービスの現状を把握する。そして、終局的には乳幼児をもつ保護者に配慮した、スポーツ施設及びスポーツイベント会場、そして地域スポーツ事業におけるスポーツ参加支援のプログラム及びシステム開発を検討し、女性の「する」「みる」スポーツへの参加とこころとからだの健康づくりの支援をめざす。

事業内容

  1. 実態調査…プロスポーツ観戦者、公共・民間のスポーツクラブ利用者を対象にインタビュー調査及び質問紙調査を実施し、スポーツ消費者行動と育児に関わるさまざまな要因との関係を探る
  2. 託児施設等の設備及びサービスプログラムの現状把握と支援システムの開発…託児サービスを導入しているスポーツ施設やサービスと連携し、その設備とプログラムの有効性と可能性を探る。
  3. 報告書の作成…1、2の結果を報告書として作成し、各スポーツ関連団体などへ配布することによって、女性のスポーツ参加促進のための支援システムの開発を促す


女性スポーツ参加支援サービスに関する調査

<プロスポーツ観戦における女性スポーツ参加支援サービスに関する調査>

・調査対象:プロスポーツ観戦者(プロ野球、Jリーグ  等)、球団やクラブ
・調査方法:質問紙調査、インタビュー調査
・調査内容:託児サービスや幼児・子供連れ家族対象サービスに関する事項、球団やクラブの取り組み
・期  間:平成13年9月〜11月

<公共スポーツ施設・民間スポーツ施設における女性スポーツ参加支援サービスに関する調査>

・調査対象:公共・民間のスポーツクラブ会員及び経営者
・調査方法:質問紙調査、インタビュー調査
・調査内容:託児サービスや幼児・子供連れ家族対象サービスに関する事項、経営者の取り組み
・期  間:平成13年9月〜11月


連携する団体

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